2019.06.25 Tuesday 11:27

音けっと3(2019年6月23日)

「MÅNGATA」Till stog ←独特で静謐な雰囲気がすごかったです。北欧の伝統楽器ニッケルハルパとハープの曲たちです。会場でその楽器を見せていただいて大変面白かったです(写真添付)。ぜひライブでも聴いてみたいです。

「ごあいさつ」Sayaqu ←普段はにぎやかなゲームの曲を多く制作されているようですが、これは静かだけどいろいろ凝っていて飽きさせないピアノアルバムです。寝る前に何度も聴きそうな予感。

「Möwe」Yume ←音作りが凝っているのと伸びのある魅力的な女性ボーカルとで世界観をキッチリ作ってて聴きごたえがあります。
「Message」UDLR ←派手な音や重ね方ではなく、ある程度淡々と、でも適度に変化していく様は心地いい音楽です。かっこいい。

「Schema-収穫-」シンパルP ←最初ああこういう感じの曲あったな、と聴いてるとそれを心地よく裏切ってくれる曲の展開が劇的でかっこいい!

「EVERLASTING LOVE」谷口晴菜 ←歌が本当に表情があって深い。ライブで聴いてみたいと思った。
「晴れ時々雨」Syatk with DJ XROAD ←ちょっと泥臭く伸びのある声の男性ボーカルに魅力を感じた。音も凝っている。
「09-終末-」「02-la valse-」Auzenismo ←作者さんはかわいいイラストも描かれる方で、ご自分の想像した物語世界を絵と作詞と作曲で表現しておられます。あふれ出るイマジネーションを感じます。いろいろやりたい!っていいですね。聞くと関西コミティアにも参加されておられるそうですよ〜。
「Wisteria Magic!」Wisteria Magic ←安定の歌声と凝った曲作りの楽しいアルバム。このユニットの大人っぽい静かなバラード系の曲も聴いてみたくなった。
「River of salvation」NOBORU INOUE(Dragon Spiral Music) ←骨太なギターフレーズと変拍子を取り入れた曲の展開が独自の世界を作って飽きさせない。
「WINGS」EMI HATSUSAKA(Dragon Spiral Music) ←ちょっとなつかし目のキーボードの音をベースにした変拍子サウンド。ライブ演奏でも映えそうな曲たちです。3曲目「大きな古時計」アレンジもおもしろい。
「harudonare」いぬよりねこは ←安定の女性ボーカルと個性的な音作りで美しい曲が3曲楽しめました。
「はばたく」STUDIO輝音 ←民族調の曲。

 

 

音楽系同人即売会では試聴して気に入ったら買う、というスタイルだからあっという間に2時間たってしまっていた。

ネットで事前に聞いたイメージと微妙に会場で聴くのとは違うのは面白い。基本的にはその場で試聴して気に入ったら購入。ある種のライブ感があるのだと思う。

 

前回、よく「好みの曲はどんなですか?」と聞かれてうまく答えられなかったので、今回は用意していった(でも一回しか聞かれなかったけど)。自分の趣味としてはたぶん「美しく、時々切なく、あくまで個性的な曲」かな、と(あくまで当社比ってことで:笑)。

それで購入はしなかったけど、すごくいい曲たちであふれていてくらくらする程でした。皆さんスゴイ活動してますね!

 

 

思えばマンガ同人誌即売会でも実にたくさんの魅力的な作品にあふれている。

一部のプロと言われる人たちがテレビや雑誌のメディアで収入を得て生活している、そういった一極集中的な文化のあり方とは別に、もっと地域分散型モデルで多様な持続的な活動ができるように、国の制度や社会の在り方、生活の工夫、できると、もっともっと多様で楽しい世界になること間違いなしです。

例:週に3,4日労働や一日4時間労働くらいで生活基盤は確保できてあとは生活を楽しむために使える、とか。家を買うとかでお金を稼ぎたい人は5日労働や残業もやれるし、その労働選択を自由にできる。また夫婦でもいいし仲間うちで相互援助的に制作できる環境確保する、とか。いろいろ考えてしまった。(多様性、分散型とか持続可能とか21世紀中に定着して欲しい!)

 

そういえば連ドラで「ゲゲゲの女房」やってた昔思いついたアイディアがあって、ゲゲゲ党とうい政党作って(党首は水木しげるさん)政策としてマンガや音楽の収入で得た税金は主にマンガや音楽の活動援助(即売会の費用の半分を援助してもらえるなど)に使おうっていうの。だれか、どう?

 

まあ、それくらいインパクトのあるイベントでした。

大阪は難波で開催されているのですが、最近は大阪市内に用事のときは、自宅から1〜2時間かけて自転車でのんびりと出かけるようにしてます(体力と相談しつつ)。今回走った道に、街路樹の赤いおいしそうな実がたくさんたくさん落ちていました。気になってネットで調べると葉と実の形からヤマモモのようです。ジャムにして食べられるって書いてる!みんなジャムにしましょう!

 


2019.05.27 Monday 12:02

関西コミティア55(2019年5月26日)

「ぼくと先輩1」木村さくら(点点) ←かわいい顔のボクとまじめ風なメガネ先輩と個性的なわき役たち。登場人物たちの振り幅が大きくて奥も深そうなところがうかがえる。小さなエピソードを重ねてさらに全体像が見えるようになるのだろうなと思わせる1巻目でした。薄墨系の中間色を使った絵も違和感なくいい感じです。

「あたしがお嫁にもらってあげる!」ノラキジトラ ←LGBTの話なんだと思うのですが、頭一つ先を行くお話になっているのだと思います。だれでも自分という存在は、いろいろ人と比べると違いはあるもので、それを自分がどう受け入れていくのか、みたい普遍的な事にもつながっているような気もします。あとは社会・世間全体がそれに追いついてくれることが必要なんでしょうが、だからこそこういう表現も必要なんだろうと思います。

「定命の者3」空条HYO太郎ヲ(モホロビチッチ不連続面) ←ツイッターで回ってきた4P分の画像が気になって購入。年齢限定の感染症の謎をCIAと理研をからめた近未来SF。今回3巻だけ購入しましたが、さらに読みたくなりました。

「でもくらの糸場6」なかせよしみ(まるちぷるCAFE) ←今回のエピソードの中に蚕のさなぎを食べ物として利用する話が挿入されているのですが、ニュースなどでも時々虫食が話題に上っている現在、たしかに資源の有効活用としては、そこから始める必要はありそうだ、と思った次第です。

「12月31日」しょうじひでまさ(appleorcherd) ←状況を絵とセリフで展開させながら読者に理解させる、そしてそれが説明しすぎない程度で。その塩梅が心地いい読み心地です。登場人物は「叙情派ひとつ2014」に寄稿いただいた「apple songs」の方たちのようですよ。

「春が過ぎるのを、」「過去の宝物の話」千奈子(オクラご飯。) ←文章がすうっと入ってきて、そこに含まれる恋愛色が心地よかったです。百合小説でした。表紙は白を活かし桜の花びらのようなピンクのハートを程よく散らしてきれいです。

 

 

ついこの間まで1000サークルって多いなぁ、と思っていたのに今回は1400強のサークル参加となったそうです。途中から相方の白井も参加してくれて、会場を一通り回ることができましたが、広すぎて気持ちがあせっているせいか、買った本はそう多くはありませんでした。でもまた7月7日に見本誌読書会があるようなので、そちらでもいろいろ読んでみて心の隙間を埋めたいと思います:笑。

 

長く同人誌活動をしているからでしょうが、ちょっとでもつながりを感じて声かけいただけることがあるのは、うれしい限りです。お相手頂きありがとうございました。

また「叙情派ひとつ2019」への参加のお話も何件かできましたので、その収穫もうれしかったです。

ちなみに添付画像のクリップは「叙情派ひとつ」でお世話になっているおかさんゆかりの奈良の文具ショップcoto monoさんオリジナルで気になっていた大仏クリップ!です。おもしろいでしょ?

 

メタ・パラダイムの頒布状況は16冊(持込46冊24種、パネル4枚)でした。ありがとうございました!


2019.05.13 Monday 15:27

コミティア128(2019年5月12日)

「あのこのリボンどろぼう」はにみ(BEKKO) ←黒のデザインが効いた美しいコントラストの表紙。絵柄はかわいく毒気も感じられないが、お話のちょっと秘密(毒)を含んだ展開とで、とてもいいバランスだと思う。
「橋の上で会いましょう」「花の名前・にのとり」峠(おはし) ←「還暦百合本」と表紙に書いてあります。自分の趣味範囲を超えたタイトルですが、その表紙の色のセンスと中身を見た時の人物の表情などとても自然で多幸感が感じられたので、展示されていた2冊とも購入しました。結局人と人との物語が魅力的で大切だと改めて思いました。
「唐国少笑話集」いくろん(人畜無害) ←楽しく読める8話。オチも適度に効いてます。
「ハツブラ」はらだなおみ(熊団) ←気負ったところの無く、自然体で読めるのがとてもいいです。男の子の知りえない世界が〜。
「山坂 第八号」大西真人/ひうち棚/藤本和也/炭子部山貝十(山坂書房) ←大西氏の農業を通じて得ている知識をまぶした作品には面白みがあります。ラスト3Pの緊張感をはらんだ構成も氏ならです。ひうち棚氏の4コマを中心にした日常描写は忙しい日常から絞り出している感が感じられました。まずは週休1日なんて禁止して欲しい!そこから。
「おうちにかえろう」森和美(ひにひに) ←前回のコミティアでこの方の別の本がとても良かったので、今回購入しました。車のキーと足の負傷の展開に多少無理も感じましたが、それ以降の主人公たちの心情の描写で引き込まれるところが大きかったです。
「かたつむりの町」あやこ(カナール書房) ←かわいい絵柄と独特のファンタジックな雰囲気にひかれました。
「やまものがたり」宮地誠(ムジナ森) ←この方は「叙情派ひとつ」の本に刺激されて最近マンガを描き始めたとおっしゃってました。私も昔、即売会で展示されていた本がきっかけになり、自分の歯車が回りだすことって経験あります。自分の手掛けた本がその助けになることはとても嬉しいことです。でも、きっと回ろうとしていた力はその人の中に眠っていただけなので、あとはどんどん回していってほしいです。
「輪舞ロンド 完全復刻版」吾妻ひでお/谷山浩子(あじま書店) ←お隣のスペースの方が吾妻ひでお氏の同人誌を置いていてびっくり(漏れ聞こえる会話から座っているのは代理人だという事でした)。しかも谷山浩子氏との共作とか。思わず購入しました。たしかにこの不条理は両者に共通する空気感がある。原作テキストとマンガの両方見れるのも面白かったです。

 

音楽CD :

「STRUCTURE」AERO FINBACK  ←この方の紡ぎだす音楽世界はやはりこの方独特の世界観があり、それでいて美しいので貴重なのだと思います。そして独特の中に新しさもあるのがうれしい。
「branch」Meine Meinung ←弦楽器と女性ボーカルのアコースティック音楽。特にエスニックとか特定ジャンルに偏るでもなく、完成度の高く心地いい音楽を提供してくれる。即売会でこんなにクオリティが高いアーティストと出会うと、音楽業界もマンガ業界も一筋縄ではいかないな、と思うわけですが、それでも作るしかないわけですが、出会えてよかったです。(追記2019/7/2:あれから何度も聴きました。聴いていて感じたのは、ボーカル曲は歌の雰囲気がどうしてもボーカルに支配されて演奏が後ろに下がってしいます。個々の演奏がとても素晴らしいので、コーラスや短い歌などにとどめたインスト主体の曲も多く聞きたいと思いました〜)

 

 

東京ビックサイトの青海展示棟での初の開催でした。天井が高く広々としてました。
会場前の約1時間半と開場後の30分くらいで90%くらいのスペースを見て回りました。会場前だったので展示していないサークルさんも多いのですが:汗。
一人参加でしたが、「叙情派ひとつ」でもゆかりのある関口拓志氏が店番をしてくれたので、購入時間を確保できました。ありがとうございました。
いろいろ購入をあきらめた本たちも多いのですが、今はこれで良しとします。

「叙情派ひとつ」に関して原稿進捗ご報告でわざわざ足を運んでいただいたり、新しく参加したいとお二方からお話しいただいたりと収穫も多かったです。
A3の大きな複製パネルも最後の方で購入いただき、これまたびっくりでした。

 

メタ・パラダイムの頒布状況:13冊と複製パネル1枚(持込47冊と3枚)。ありがとうございました!

 

 


2019.03.25 Monday 12:47

名古屋コミティア54(2019年3月24日)

「田中さん」九鬼すみ(名無三) ←昨年の名古屋コミティアでこの方の「3月11日」という作品を購入していて、その本のような清楚でリアル系ではなく、コミカルな絵柄なんですが、お話は微妙な仕事場での人間関係をからめた、僕とあるおばさんとの日々を描いてます。気兼ねすることなく気楽に楽しく日々を送りたいものですよね〜。

「おとなししずかさん」1と2 さとう文想(さとう文想) ←おとなしいけど芯のある女の子のなにげない日常を、手描き感のある画面で綴った作品。亡き母の面影を追いつつ静かに父と暮らす日常を丁寧に描いてます。

「反対側からこんにちわ。」朝日ゆうひ(しらひるゆめ) ←第二次世界大戦の後の中国での残留日本兵の様子を資料を調べて描いた作品。ちょうど先日終戦をめぐる映画「日本の一番長い日」をテレビで見たこともあり、面白く読めました。あまりふだん届かないシチュエーションの情報も得られて面白く読めました。

「ツリシノブ」紺谷萌音(ANAGURU!!) ←江戸時代を舞台に、商人の奥様の日常の不和とその懐柔、というのかな、ハッピーエンドでよかった。

「ししょーと与作」猫田(ねこあん) ←無料配布本でした。表紙の絵がとても良いです。たぶん筆を使った絵です。紹介用の小冊子ですが、設定も自称春画描きの少年、というのも変わっていて面白そうです。

 

大阪から名古屋まで「ひとつ」に参加いただいている しょうじひでまさ(appleorcherd)さんの車に同乗させていただき、参加してきました(いつもありがとうございます)。道中雨に降られたり、朝夕の風が冷たかったりしましたが、おおむねおだやかなイベント日和な一日だったようです。

ちょっと温度調節が難しく体調は万全ではありませんでしたが、栄養ドリンクも飲んだおかげで、なんとか会場も一通り、早足でしたが見てまわり同人誌購入できました。

 

・両隣の方が、どちらも愛知の方だったのですが、とても気さくにおしゃべりしていただき、楽しい時間を過ごせました。

・展示イラストの感想をいただくことができました。

・「叙情派ひとつ」への参加の打診がお二人よりありました! 楽しみにお待ちしております〜。

・カタログにリーダースチョイスで紹介された私押しのサークルさんが、それでもなぜか参加の可否の抽選で落選してて、やむなく一般参加されてました。お隣の方が以前にもそのような事があったとかで、名古屋コミティアはガチで抽選しているのだろうとのことでした。でもそこはちょっと主催者さん配慮いただいてもいいのではないかと思ってしまいました。

 

今回、いつも持って行っていた縦の展示棚を、ちょっと改造して持って行ってみました。改造ポイントは、縦の展示幅を広くしてそこにブックエンドも固定できるようにしてみました。広く安定した展示台になったかな。

 

メタ・パラダイムの頒布状況10冊(持込31冊19種、イラストパネル3枚)と無料配布のポストカードマンガ2種。

 

お昼過ぎから後半、手にとっていただける方もちらほらありました。同人誌購入の離籍は午前中がいいかもしれない、?。

ありがとうございました!

 


2019.02.18 Monday 22:05

東京コミティア127(2019年2月17日)

「コドモノクニ」森和美(ひにひに) ←小さな女の子が絵に夢中になる様を描いているのですが、その描写がとても面白かったです。紙に線を引くと、それをきっかけに想像が展開していき、それをさらに絵にして、とどんどん展開するさまが心地いいです。そしてその先の何かをつかまえそうな感覚。それでも深く深刻になるでなくうまく日常の中の描写として納めているところもうまいと思います。(あとがきにも書いてありましたが)たぶんに作者さんの実感があって、それを上手に詰め込んだ良品だと思います。

「桜の下で逢いましょう」司馬舞(悠々閑々) ←このサークルの本がたくさん並んでいて、迷いましたが読み応えありそうな一つを買いました。百合とBL作品。会場には百合ジャンルとは別に少女マンガのカテゴリーの中にも多くの百合作品を見かけましたが、ちまたではやっているとのニュースを見たような気もしますし、男女の恋愛でもいいじゃないかとも思いつつ手には取るのですが、読んでみると百合やBLはそれ特有の人間関係の面白い描写ができるので、面白いところではあります。この本も実際面白く読めました。うまいです。pixivでも公開されているそうですよ〜

「隔月刊 ぐみ 第二号」 えび、大竹虎二郎、よそ町(隔月刊ぐみ) ゲスト含めた4人の個性的な作品が楽しめます。よそ町さんの作品は絵が繊細でお話が日常と非日常をなにか軽く乗り越えて絵にしているところが面白かったです。

「カンバス・ガール」「ホームメイド」羊子(ひつじ屋) ←前作:ちょっと昔の話で、絵の勉強のために田舎から都会の学校で生活のギャップや人間関係に迷いながら、自分の歩く道として絵に精進する様が描かれてます。後作:病気持ちの姉との距離感が上手いと思います。緩やかな希望のようなものも見えて。

「おなじ空の下 #01」はらだなおみ(熊団) ←明るい女子中学生の話の中に、明るく振舞おうとする主人公の内面描写があり、今後作品がどう転がっていくか楽しみです。

「科学部室のエリカさん」なかせよしみ(まるちぷるCAFE) ←読んでいると想像の一歩先の仕掛けがあるので、面白く読めます。さすがです。

「POSTMANCER:STRAYSHY」山田牛午(魚械類) ← 同人音楽CD「Lost Letter」(Grunemusik、なんかどう)の舞台となっている世界、廃墟になった不思議な未来世界をイラストと解説文で旅する本の続編。 作者さんによるとコママンガでの表現も模索中とのことで、より感情移入できて異世界を楽しめる予感です。

 

関西コミティアとの区別もあって以前から「東京コミティア」ってタイトルでずっとブログ付けてますが、実際にはただの「コミティア」が正式名称ですね。友人の指摘で気づいた次第(とほほ)。でもこのブログではこれからも「東京コミティア」でいきますね(いこじ)。

大阪から東京へ高速バスで行って、最近は朝の空いた時間を東京ビックサイ周りの海周辺で過ごしているのですが、前回とかは東京ビッグサイトに一番近い「国際展示場正門駅」の一つ手前の「青海駅」で降りて歩てぶらぶらしてましたが、今日は駅としてはだいぶ手前だけど「青海駅」と距離的にはさほど変わらなさそうな「お台場海浜公園駅」で降りて歩いてみました。2月はちょっと海風がきつい部分もありましたが、いい暇つぶしになりました。海ではたいてい一人二人釣り人がおられます。そのうち釣れているところも見てみたいなぁ、と思いつつ、ちょっと釣りしてる気分もいただいてます。

 

一人参加でしたが、「ひとつ」に参加いただいていた関口さんが来られたので、途中店番をしていただいて会場を少しだけ見て回りました(ありがとうございました)。カテゴリーは少女マンガと青年マンガ、その他を中心に。

会場が広すぎて速足で遠目に見て回る感じになるので抜けが多すぎですが、買った本は何かの縁でしょう。絵の雰囲気と描かれている世界とで多種多様な作品世界が展開されているマンガ達ですが、自分のお気に入りとの貴重な出会いを楽しませていただいてます。

 

メタ・パラダイムの頒布状況は8冊(持込41冊20種)ほか無料配布チラシマンガなど、でした。ありがとうございました!


2019.01.21 Monday 10:40

関西コミティア54(2019年1月20日)

「FEEL SO NIGHT」やぎゅう(Lime Time)  ←この作者さんにはめずらしく男性二人を主人公にしたお話です。そつなくこなす主人公と不器用そうなもう一人ですが、不器用ながらもひとつの才能を開花させている様を描き、それを見守る主人公の内面に迫る様は、うまいなぁと思います。

「PASS THE BATON」やぎゅう(Lime Time)  ←1ページの絵と1ページのマンガで7つの物語がつながっているという、面白いアイディアの本でした。幅広い職種の方を描ける作者さんの力量もすごいなと思いました。

「川と山1」紺津名子/田沼朝(犬と転校生) ←娘からLINEでお買い物頼まれた本。BLジャンルになるのだけれど、片思いの内面描写はそれを気にさせないうまさがある。同じキャラクターを使って、二人の方が二つの物語を作っているのですが、絵柄の違いも特に気にならずに読めるのも面白いです。お話の展開もうまいなぁ。

「秘めた恋 山咲植物育成所シリーズ1」赤本尚美(Red book) ←百合ジャンルになるのだけれど、秘めた思いの描写は、それが気にならない。喜怒哀楽の描写が心地よく、読み進めます。

「千一色物語」のぺ(さんのき) ←大正の日本で画家とお手伝いさんのお話ですが、すごく色々盛り込まれていていろいろ楽しみどころのある本です。人それぞれ置かれた状況はあるけれども「描きたい時に、描ける時に 描いた方がいい」という事を言われて、一歩踏み出すことができたお手伝いさん。最後にカラーのページが作られているのも凝っています。

「   。」 tokumei-kibou(言の葉掬い)  ←つらかった十代の気持ちを詩的な文章でつづった小さな小説。詳細の経緯はわかりませんが、作者が絶望から生きることを選んで、美しい表現に昇華していっている様を見ているようです。ここからたぶん、また先の表現が生まれるのだろうと思います。灰庭結李さんの淡い表紙もいいです。

 

朝は雨で、荷物のカートにビニルをかけて出かけました。会場はインテックス大阪。時々外の冷気が会場内にも吹き込んでくる冬のイベントですが、雪でない分、まだいいのでしょう。

今日は相方の白井弓子は翌日締切をひかえていたため、一人参加でした。「叙情派ひとつ」でお世話になっているおかさんが、途中で店番をしてくれたおかげで、お買い物行けました。ありがとうございました。

会場で名古屋コミティアの参加申し込みもさせていただきましたが、簡単でいいですね。会場申込。

 

メタ・パラダイムの頒布状況は14冊(持込37冊18種)と無料配布のポストカード大1ページマンガ2種が二十部程度でした。

前回の関西コミティアが台風で延期になったのが影響していたのでしょうか、初売りではなかった「叙情派ひとつ」がいつもより多めに出てくれました。ありがとうございました。


2018.12.24 Monday 20:31

ネットで入手したインディーズ音楽(2018年)

「はなのあめ  pluie de fleurs」扇柳トール ←インターネットで音楽動画をいろいろ見ていて、この方の活動を知りました。北海道在住のギターや笛、歌も歌われる方です。アルバムのサンプル音源を聴いてぜひ欲しいと思いました。販売ページはすでに閉じられていましたが、ダメ元でホームページのお問い合わせから連絡させていただき、運よく入手することができました。

 

静かで力強い楽曲たちですので、ぜひ機会がありましたら聴いてほしいと思います。

 

以下に各曲のレビューを書き留めておきます。

 

 

「はなのあめ」 

このアルバムのメインとなる曲です。

一音一音に命が込められているように聞こえます(他の曲でもそう思うのですが特にこの曲は)。

「おきあげのうた」

ソーラン節として私が知っている曲ですが、全く別のイメージの曲となっています。
にぎやかな繁栄の時代から、ちょっと傾いた現代のニュアンスを感じ取ることもできます。

それが逆に歌に普遍性を与えてくれるような気がしました。

「月山」

このアルバムはアナログの音を大切に使っているのですが、アナログだけとこだわっているわけではなく

うまく電子音を要所要所に取り入れています。

そのことがアルバム全体の中で飽きることなく聴けアイディアになっていると思いました。

「おもいのうみ」

佐々木幸男さんボーカルです。「セプテンバー・バレンタイン」「君は風」など昔よく聞いて口ずさんでいました。

魅力的なハスキーボイスです。

その佐々木幸男さんと子供の声と笛の3人がそれぞれ交代で主役を張って、いいバランスで心地いい曲です。

「彼岸」

チベットのお経をサンプリングして音と構成が凝った曲です。電子音と笛の競演が美しい。

「かい」
ひたすら優しい曲です。一音一音が心地いいです。

 

※扇柳トールさんの「はなのあめ」解説のページ。

 

※サンプル音源のページSoundCloud

 


2018.12.06 Thursday 21:17

三条富小路書店9(2018年12月6日)

「地下室」山川直人 ←初期マンガ集です。東京コミティアでも見かけましたが、このイベントにて入手しました。絵柄が固まる前のめずらしい初期の作品も読める貴重な本でした。

 

三条富小路書店は京都のギャラリーが2週間(今年は12月4〜16日)手作り本がたくさん集まる本屋さんになるイベントです。3年連続参加させていただいてます。

で、今日ギャラリーに行ってきました。文章、詩、写真、デザイン、イラスト、マンガの本や小物がバランスよく並んでいます。

一点モノで高くて買えませんでしたが、イラストを切り絵のようにコラージュ、デザインして本の形にしたものがあり、圧倒されました(お名前メモして無いですが)。

マンガ同人誌即売会でお見かけする、五月病さん、MONさんも参加されていましたよ〜。

 

(追記:私の頒布状況は1冊(持込12冊2種と原画3つ)でした。購入してくれたあなた!ありがとうございました〜)

 


2018.12.03 Monday 22:15

音けっと2(2018年12月2日)

「透明飛行」AOTOKEI ←同人誌即売会での音楽CDの半分はボーカロイドのイメージでしたが、ボーカロイドのCDって前回も含めてあまり購入してないですね。音けっとでは少なめか、もしかしたらネットなどのおかげで作曲者とボーカリストの需要と供給が上手く回ってきたのかも?それはさておき、このCDはボーカロイドです。爽やかな曲たちと曲名のセンスのよさから購入してみました。(追記2019年6月:後半のyinさんのちょっと不安定に感じる歌声の曲たちが不思議といいです)
「Recezza.」Recezza. ←二胡とジャズってキャッチコピーで試聴したらかっこよく完成度も半端なかったので購入しました。現在はメンバーが離れていたりしているそうですが、ライブで聞くとよりすごいんじゃないかと妄想。
「NullReferenceException」NANKASUISUI ←エレクトロニカかな。21曲も入っている!
「Ascension」Ponz ←美しい曲の始まりで、これは欲しいなと思いました。どうやら個人的な曲の好みは、ただ明るい曲よりもちょっと静かなところもある美しめ曲で音色も凝っているってのにひかれる気がします。(今回試聴する時に何度かどんな曲がお好きですか?って聞かれてうまく答えられなかったけど、そういうことかな、とここに記しておきます:汗)
「まりテツ」藤原鞠菜 ←前回購入させていただいて作業中にことあるごとに再生していたので、いろいろ試聴させていただいて今回はこのCDを購入しました。楽しそうな楽曲たち。
「Little witch house」u-full ←どこかで見たジャケットだと思って置いてあるCDをいろいろ試聴させていただきました。思い出しました。ツイッターでこのバンドの音楽ビデオが賞を取ったとその動画を見てたのです。その新作は私にはちょっと民族調が濃すぎる気がしたので、この旧作を購入させていただきました。旧作ですが独自の世界観の完成度が高いです。
「世界スチパン紀行」こな ←勢いのある世界観を感じさせてくれる音たちが心地よかったので購入。
「リューインと不思議の書」こな ←上記アルバムのおまけに付けていただいたCDですが、いい世界観を作っています。
「En」大山藍 ←女性ボーカルのアルバムですが、白状するとこのCDを購入した一番のきっかけは一曲目のインストの雰囲気が気に入ったからでした。それは置いといて、なんと手作りミシン縫いのジャケットというのもいい感じです。もちろん女性ボーカルはうまいですよ〜。
「終点 ぼくの町」corico ←前回の「ホシノナ」をことあるごとに聞き直していたので、似た曲は無いかと聞いて探して今回はこのCDにしました。鉄道で不思議な街を一周するイメージで作られたアルバムです。イラストもいいなぁ。
「my bias」Room97 ←前回購入してよく聞いてきたので、今回は6曲入りの新譜を購入。心地のいい音楽たちです。
「Epigram for Sleepless night」Noboru Inoue ←この方のCDは以前からいろいろ聞いているけれども、今でも新しい曲には新しい魅力を感じるのは相当のアイディアなりセンスなり込めているものがあるのだろうと思います。
「Blue Garden Life」Emi Hatsusaka ←キーボード奏者としてアイディアの詰まった一枚。たしかに花畑のイメージあります。

 

 

まだ一、二回しか聞けてないのでまともなレビューはできませんのであしからず。同人誌と違って音楽は購入後に何度も何度も聞き直す曲とそうでない曲があって、第一印象の好みのと別に、生活のリズムに合うかどうかでその後の印象が変わる場合があるようです。そういうわけで前回の音けっとからのリピートさんも多かったです。

 

音楽CDは試聴して購入するかどうかを決めます。同人誌の本の立ち読みよりはハードル高いですよね。それで前回の音けっと1では割と事前にネットで試聴させていただいて会場入りしました。でも2回目の今回は事前に試聴せずに、会場でできるだけ試聴して買うかどうかを決めようと思ったのです。でもぱっとみてどういう音楽かわかりかねる展示だとちょっと入りづらいし、CDジャケットと中身のギャップがある事も多いので、取りこぼしも多い気もします。試聴し始めは結構緊張して汗だくになりますが、冷静になってCDを買うかどうかを決めました。とても楽しい買い物でした。

座れる休憩場所があればもう少し会場をうろうろしたい気もしながら会場を後にしました。前回もそんな感じだったかな。同人誌即売会で一般参加としての休憩スペースがある意味を身に染みて実感しました。

 

どうでもいいですが、近鉄難波駅を利用したのですが、駅中に回転焼の御座候があり帰りにお土産に買って帰りました。白あんは鹿児島の蜂らく饅頭のほうがはちみつ感があって濃厚ではないかと家族と団らん。ほんとどうでもいい話。


2018.11.26 Monday 13:36

東京コミティア126(2018年11月25日)

「ここから先の世界」とフリーペーパーマンガ (shirtskirt) ←1,2ページで短い言葉とちょっと硬質だけど好感の持てる絵と面白い画面構成とで小さな美しい世界を作っているところが気に入りました。 

「青春の 環境は 整った」本山はな奈(夕方メェル) ←この方のお話は、メインの出会ってうれしい、みたいな直接的な事だけではなくて、視点がちょっと大きなところが垣間見えるのが読んでいて深い気がします。そしてこのマンガでは間接的な出来事が巡ってお話としての盛り上がりを作っているのもうまいなぁと思うわけです。そして本文2色刷りが効いている。

「オールナイトについて」朝陽昇 ←会社へ行き来する波に逆らってオールナイトの映画イベントに参加している対比の描写が面白かった。映画の主人公の少年と大人になった自分との対比もいいです。

「日本怪神物語」「月面到達法」(スタッフWHY) ←毎回、魔訶不思議でダークサイドに引っ張られすぎずに、ある種あっけらかんとしたマンガには引き込まれるものがあります。この世界観をアニメにしたら現代の「ゲゲゲの鬼太郎」にもなるかも、と妄想を広げる。

「わがまま」暦(華) ←シンプルできれいな表紙、ドタバタにぎやかな学生たちの表情にひかれました。百合モノですが。

「灯火」萩原Rei ←薄墨の筆でざっくり描いた画面で語るマンガは独特の世界観があります。

「HAPPY/BLUE'10」小津端うめ(千秋小梅うめしゃち支店) ←画家をめぐる話ってなぜかひかれます。

チラシマンガ6P 小津端うめ(千秋小梅うめしゃち支店) ←即売会でオリジナルの同人誌を売りに出してもそうそう売れることはないのですが、そのあたりの想いを切り取ったマンガで、とても共感します。自分も一日即売会で座ってって0〜数冊の反応とインターネットの無料サイトでその10倍ほどの読み手がいるのなら効率がいいのはどっちだと思う時もあります。公開することで巡り合う機会を作っているわけで、たぶん無理ない範囲で可能な限りいろんなところで公開したほうがいいのかもしれません。でも公開する苦労より作っている時の方が楽しいので悩ましいのですが。

「みんなで給食COMPLETE」はらだなおみ(熊団) ←芳文社「マンガタイムジャンボ」に連載された作品をまとめたもの。残念ながら掲載紙は休刊し連載も無くなりました。登場人物が「中ガクセイの卵」の登場人物でとてもなじみがあって世界が広がった気がししました。やはりメグちゃんはキーマンですね。

「Please Don't Touch」しょうじひでまさ(appleorchard) ←イベントカットなどをまとめた本とのことですが、少女の立ち姿だけでなく、空間をうまく使ったイラストはさすがです。

「2018年後半インディーズ無料マンガの変」なかせよしみ(まるちぷるCAFE) ←電子書籍に精通している作者が、今年始まったAmazonの無料マンガサービスについて描いたレポートマンガですが、巻末に書いてるように、時代の大きな転換期の貴重な証言となるのだろうな、と思いました。

「裏MORICOMI Vol.1」下里亜紀子ほか ←「プロに学ぼう!マンガ道場」受講者で作る同人誌で下里亜紀子さんが参加されている本です。

 

「愛ちゃんを捜して」樹村みのり(樹村みのり/ねこ会議) ←猫と人との話です。150ページの読み応えあるマンガです。

以下ちょっと長い話。先日、久しぶりに「木枯し紋次郎」の主題歌「だれかが風の中で」を聞いた時に涙がボロボロ流れて仕方なかった経験をしました。なぜだろうと自分でも不思議で何度もボロボロ涙しながら聞いて口ずさんでみました。どうも”だれかがどこかで待ってくれているよ”というシチュエーションが響いているようでした。待っているのは”風の中で”ですが「千の風になって」という歌にもあるように”風の中に溶け込んだ誰か(亡くなった誰か)”でもあるかもしれません。今マンガやいろいろ制作している時に一人で時に当てもなく作業をしているわけですが、そんな先には誰かが待っているかもしれないという希望みたいなものを、そこに見たのだと思います。

マンガは猫との話ですが、人でも猫でも猫以外でも、だれかその先で待っているんだろうな、と。そんなこと思いました。

原画:樹村みのり

 

一人参加でしたが、「ひとつ」に寄稿いただいている関口拓志さんが来ていただいてたのと、お隣がたまたま小津端うめさんだったので、わりと出歩くことができました。お話もいつも以上にできました。

歩けたのはジャンルで言うと青年と少女のあたり中心です。

海外フェスタもあり、アメコミ風のかっこいい絵の本もたくさん並んでいました。

今年の「叙情派ひとつ2018」のはじめの文章で昨年の東京コミティアで樹村みのり先生と会ったことを書いたので、ぜひご本人に本を渡したいと思っていたのがかなって満足です。

 

メタ・パラダイムの頒布状況は17冊(持込43冊17種)+無料配布のポストカードマンガ+はらだなおみさん委託分数冊でした。ありがとうございました〜

 


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